〔4〕相似図形の面積(過去問題)
(図)
問題の確認
図の四角形ABCDは長方形で、角AHBは45度、三角形CGHの面積は18c㎡です。
このとき、(1)BCの長さ、 (2)DE、EF、FBの長さの比、 (3)四角形EFCGの面積 を求めます。
1.(1)BCの長さを求める
角Bが直角で、角AHBが45度なので、角HABも45度で、三角形ABHは直角二等辺三角形です。だから、BHの長さは16cmになります。
また、DCとABが平行なので、三角形CGHと三角形BAHは山の形の相似になって、三角形CGHは二等辺三角形です。
2.三角形CGH2つで正方形を作って考える
CHが6cmになるので、BCは10cm
三角形CGHもう一つ用意して、斜めの辺同士がくっつくようにつなげると正方形ができます。この正方形の面積は36c㎡です。だから、正方形の一辺CHは6cmです。
BCの長さは、10cmになります。
4.DBの長さを使って、丸数字と四角の数字を会わせて求める
DBの長さは、丸数字では、四角の数字では。どちらも同じ長さなので、丸数字は2倍、四角の数字は13倍して数字を合せます。
それを使って、DE:EF:FBの比は、10:3:13。
5.(3)四角形EFCGの面積を求める
三角形ACGの面積から三角形AFEの面積を引く
三角形ACGは30c㎡です。
三角形DABの面積は80c㎡、三角形AFEは、底辺の割合を使ってその倍のc㎡です。四角形EFCGの面積は、80からこれを引いて、c㎡になります。