〔7〕相似図形の長さ・面積(過去問題)
(図)
(1)BH:FHの比を求める
1.三角形BEDとBFHが相似あることを使う
ADとFHが平行なので、三角形BEDとBFHは山の形の相似な三角形です。だから、BD:EDの比とBH:FHの比は同じになります。
長さを書き込むとBD:EDが8:3だと分かるので、BH:FHも8:3になります。
(2)三角形FBCの面積を求める
2.もう一つ相似な三角形を考えることで、FHの長さを求める
点Cの方から同じように考えると、三角形CADとCFHが相似で、CH:FH=2:3だと分かります。「1」の場合も今度の場合も、FHを表す比は3で同じなので、BCを表す比が10だと分かります。BCの長さは12センチなので、比1の長さは1.2センチになります。
FHの長さはその3倍の3.6センチなので、三角形FBCの面積を計算することができます。
(3)GPの長さを求める
3.三角形BDFとCDG、三角形FDHとGDPの2つの相似を考えて、FHとGPの比を求める
BFとCGが平行なので、三角形BDFとCDGはちょうちょの形の相似になります。BD:CD=2:1なので、FD:GDも2:1です。
FHとGPが平行なので、三角形FDHとGDPもちょうちょの形の相似です。FD:GD=2:1なので、FH:GPも2:1です。
つまり、PGはFHの半分の長さで、1.8センチです。
4.おさらい
始めから通して、動画を見ます。