〔7〕速さの問題(過去問題)
(図)
問題の確認
時計の長針と短針が作る角度のうち、小さい方の角度を考えます。
(1)5時48分のとき、この角度は何度か?
(2)この後、同じ角度が同じになるのは何時何分か?
1.(1)5時48分に時計の長針と短針が作る角度のうち、小さい方の角度を求める
5時ちょうどのとき、長針は短針の150度後ろにいます。
長針は短針よりも1分間に5.5度速く進むので、48分間だと264度多く進みます。長針は短針に追い付いて、それから追い越して行きます。だから、5時48分の長針と短針の角度は、264から150を引いて114度です。これは180度より小さいので、小さい方の角度です。
2.(2)次に、長針と短針が同じ角度になる時刻を求める
この次に、長針と短針が作る角度のうち小さい方の角度が同じになるのは、長針が短針の後ろにいる時です。
長針が短針よりも、180ー114=66度の2倍、132度余分に進んだ時です。
だから、132を5.5で割って24分後、6時12分です。