〔6〕集合算(過去問題)


(問題)

病気にかかっている人 4%
病気にかかっている人のうち、陽性になる人 80%
病気でない人のうち、陽性になる人 10%

(類題の問題)


 小学生の間でインフルエンザが流行していて、どの学校でも25%の生徒がインフルエンザにかかっています。
 そこで、ミキさんの学校では出席している全員の体温を測り、体温が37℃をこえる生徒は帰宅することにしました。
 インフルエンザにかかっている生徒のうち、体温が37℃をこえる生徒の割合は78%です。また、実際にはインフルエンザにかかっていない生徒のうち、体温が37℃をこえる生徒の割合は14%です。
 この日出席した人のうち、インフルエンザにかかっている人の割合も25%のとき、次の問いに答えなさい。
(1)この日出席した人の中で、体温測定の結果帰宅することになった人の割合は何%ですか。
(2)体温測定の結果帰宅した人のうち、実際にインフルエンザにかかっている人の割合は何%ですか。

   類題は こちら
 集合算の問題は、2019年度にも出題されています。
   問題は 
こちら

(1)地いきの人で、陽性と判定される人の割合を求める。
 1.地域に住む人の数を1000人とし、表を書いて考える。



 表のたては、病気にかかっているかどうかで分けます。横は、検査で陽性と判定されるかどうかで分けます。





2.地いきに住む人のうち、検査を受けて陽性と判定される人の数を、地域に住む人全体の数で割って求める



 地いきに住む人のうち、検査を受けて陽性と判定される人の中には、病気にかかっていて陽性と判定される人と、病気ではないのに間ちがって陽性と判定される人の2種類の人がいます。
 表から128人だと分かるので、それを全体の1000人で割って、12.8%です。





(2) (1)で陽性と判定された人のうち、本当に病気にかかっている人の割合を求める



 陽性と判定された人128人で、そのうち、本当に病気にかかっている人は32人です。
 だから、32÷128を計算して、25%。





(別解)4.地いきに住む人の数を1にして計算した場合







5.おさらい



 始めから通して、動画を見ます。





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