〔3〕ニュートン算(類題)



1.(準備)ニュートン算は、数が増えることと、数が減ることがいっしょに起きる問題。
これを、① 初めから終わりまでの動きを表す絵と、② 1分間の動きを表す絵を書いて解く。

2.4人で10分間作業するときの絵を書く。
初めにあったケーキの数を①にする。
ケーキは、1分ごとに
増えるので、10分間で①増え、全部で②になる。

3.1人が1分間に箱につめるケーキの数を
にすると、4人が10分間につめるケーキの数は
左右の矢印を比べて、
は、

4.6人で1分間作業する絵を書く。
はじめにあったケーキのことを考えないと、ケーキは1分間に
追加され、
箱につめられるので、1分間に
ずつ減っていく。
はじめにあった①がなくなればいいので、4人作業すると5分でケーキはなくなる。



5.4人で作業した時間と、6人で作業した時間の合計が7分だと分かっているので、つるかめ算を使って解く。
7分間にケーキは
増えるので、はじめにあった分と合わせて、
だけ箱につめればいい。

6.面積図を書く。
四角のたての長さは1分間に箱につめるケーキの数で、4人なら
、6人なら
。
面積は箱につめたケーキ全部の数で
。横の長さはかかった時間7分。

7.7分間ずっと6人で作業していたとすると、箱につめるケーキの数は
実際との違いは
で、緑の四角で表される。
緑の四角のたての長さは、4人で作業する時と3人で作業する時の1分間につめられるケーキの数の違い
だから、横の長さ、3人で作業した時間は、10分間。


