〔7〕濃度算(過去問題)
(1)11.2%の食塩水の重さを求める
1. 面積図を書く、高さは濃度、横の長さは食塩水の重さ、面積は食塩の重さ
2. 逆比を使う、高さの比が4:3なので、横の長さの比は3:4
2.8%の食塩水の重さ④が140gなので、11.2%の食塩水の重さ③は105g
(2)Aに入れた水の量を求める
3.(準備)食塩水のやり取りを整理する
4. 後ろの方から考える
濃度の分からない食塩水100gに2.8%の食塩水200gを混ぜると、4.2%の食塩水ができる
5. 2つの食塩水の重さが分かっているので、その逆比を利用する
容器Aから取り出した食塩水の濃度は、混ぜた後の濃度より2.8%高くて、7%
6. 前の方を考える
11.2%の食塩水に、量が分からない水を加えると7%の食塩水ができる
水を濃度0%の食塩水と考えると、逆比を使って解くことができる
(2)蒸発させた後のBの重さ、混ぜた後のAの重さを求める
7.(準備)食塩水のやり取りを、もう一度整理する
8. 後ろの方から考える
Aの7%の食塩水380gに、濃度の分からないBの食塩水95gを混ぜると、6.8%の食塩水になる
蒸発させた後のBの濃度は6%、また、Aの6.8%の食塩水の重さは475g
9. 前の方を考える
Bの4.2%、300gの食塩水の水を蒸発させると、食塩水全体の重さは減って、濃度は高くなる
食塩の重さは変わらないので逆比が使えて、重さは210g